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概要

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昔の村落で生まれた子はすぐに村の一員として認められない。人名帳や氏子に登録するには三歳から七歳の間に行われ、やっと村の子供組に参加出来る様になり、村の中で権利と義務が生じる様になった。 それが公家社会になるとそれまで剃っていた髪の毛を長く伸ばし唐子まげを結う男女の儀式。五歳になった子が始めて袴を履く儀式。平安時代には、女児も行っていた。女の子の祝い。帯の代わりの付け?を取り、初めて帯を結ぶ儀式。といったものを一つにした行事が七五三と言われる。お正月には、年の神様が来て、年が新しく生まれかわり。年の神様は年神といい農耕をつかさどる神でもあり、年神を迎え、もてなすことによって、一年の豊作を祈り、農耕が生活の中心にあった日本では、昔から正月が年間の最大の行事。正月の準備は年神を迎えるためのもの。 門松は年神の依代(よりしろ:最初に降りてくる目印)の役割。しめ飾りと輪飾りは年神が降り立つにふさわしい、はらい清められた領域を示すもの。 そして、年神にお供えする食べ物が、床の間などに飾る鏡もち。おせち料理も本来、年神に供えるための料理。日本では古来より、収穫したものをまず神に供える慣習がありました。そのお下がりをいただくのを直会(なおらい)といい、神の持つ力をいただくことを意味。神への供え物(神饌)は乾物が多く、そのままでは食べられなく、おいしく食べられるように調理したものが、今のおせち料理の原型です。田作り・・・・・・豊年豊作祈願(江戸時代の高級肥料として片口いわしがつかわれたことから)昆布・・・・・・よろこぶ━ 3 ━七  五  三  の  由  来 お せ ち の 由 来 お せ ち の 意 味三歳で髪置き(カミオキ)五歳で袴着(ハカマギ)七歳で帯解(オビトキ)