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概要

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食材をブロック状に切り数本の串を打って火の上にかざす。表面を軽く焼く程度にとどめ火をとおさない。これを切り分け、香草や調味料を付けて食べる。直火と湯煎の差はあるが、半生のレア状態という意味では湯引きに似た調理法。火であぶり、刺身状態にした魚に、手の平を皿のようにしてタレを入れて、指の隙間から滴り落ちるタレを魚をたたくようにタレを魚に馴染ませた事が「タタキ」の由来。土用とは一年に四回、立春、立夏、立秋、立冬の各季節の末日までの18日間を指す。その期間の中の丑の日が「土用の丑」。尚、「丑」は鬼門の方角で「丑の日」は縁起の良くない日です。然るに「土用の丑」は真夏の縁起の良くない日ですが、鰻を食べて元気を出して乗り切ろうということ。おやつの「やつ」は、午後二時から四時までをさす江戸時代の言葉「八つ」である。江戸時代中期頃までは、一日二食だったため「八つ刻(やつどき)に小昼(こびる)」といって間食をしたことから、この時間の間食を意味するようになり、やがて他の時間でも、間食は「おやつ」と呼ばれるようになった。また、京阪の本願寺では、二時頃に修行の合図として太鼓を叩いたことから、敬語の「お」がつき「お八つの太鼓」と呼ばれていたため、間食の「おやつ」にも接頭語「お」が付けられたとされている。魚 の タ タ キ の 由 来土   用  の   丑お や つ の 語 源━  2  ━